35人の女性に「見られると興奮するか」と聞いた。97%が「する」と答えた。5つの質問が、同じ結論を指し示している。
「見られると興奮しますか?」——このサイトに女性だけを対象にした質問(Q53)が投稿された。35人が回答した。「凄く興奮する!いっぱい見て欲しい!」が51%(18人)、「少し興奮する!」が46%(16人)。「全くしない」はたった1人、3%だった。
「見られると興奮しない女性」が35人中1人——念のため後述する別の質問と照合したが、同じ方向を指していた。1つの質問の外れ値ではなく、このサイトの女性回答者における一貫した傾向として読むべきデータだ。
ここで前提を一つ述べておく。このサイト「ホンネ調査」への流入元の多くは、画像チャットのユーザーだ。性的な話題に対して平均より関心の高い層が集まっている可能性が高く、この数字が世間一般の女性を代表するものではない。むしろこのデータは、「画像チャットを利用する女性はどういう傾向を持っているか」という問いへの答えとして読む方が誠実だと思う。その限定を踏まえた上で、5つの質問を順に見ていく。
「自分のことを想像しながらオナニーして欲しい」——そういう願望を持っているかをQ36で女性45人に聞いた。
「めちゃめちゃある!」56%、「ある!」18%、「多少はある」22%——合わせて96%が何らかの願望を持っている。「全くない」は2人、4%だ。
Q53とQ36の両方に回答した女性23人を見ると、見られると「凄く興奮する」と答えた12人のうち、「めちゃめちゃある」または「ある」を選んだのは10人(83%)だった。見られると「少し興奮する」層でも8人中8人が何らかの願望を持つと答えている。1問だけではなく、同じ人間が複数の質問で一貫した方向を指している。
「凄く興奮する」と答えた人ほど、願望も強かった。同じ質問に答えた23人のデータが、その一致を示している。
「目の前でオナニー見せつけたい? それとも見せつけられたい?」——Q190は男女62人が答えた。質問の設計上、回答は「自分を見せる側か、相手に見せてもらう側か」の二択に近い形だ。
女性の77%(20人)が「(自分のオナニーを)見られたい」を選んだ。「見せつけられたい(相手のを見たい)」は15%(4人)にとどまる。女性の回答は「自分を見せる側」に大きく偏った。
男性はその逆だ。「(女性のオナニーを)見せつけられたい(見たい)」が64%(23人)、「(自分のオナニーを)見られたい」が33%(12人)。男性の3分の2が、自分を見せる側ではなく「見る側」に回りたいと答えている。
女性が「見られたい」と言い、男性が「見たい」と言う——需要と供給が、数字の上ではきれいに一致している。ただしその動機の向きは対称ではないかもしれない。男性の「見たい」は見る対象である女性に関心が向いているのに対して、女性の「見られたい」は、見られている自分自身に関心が向いている。相手が誰かより、「自分が見られている」という事実そのものが目的になっている——そういう構造かもしれない。
「見られることへの恥ずかしさ」と「見られたいという欲求」は矛盾しない。少なくともこのサイトに集まった女性の多数派は、両方を同時に持っている。
ここまでは「興奮するか」「願望があるか」という意識の話だった。行動データを見る。
「性的な動画・写真を自分で撮ったことがありますか?」(Q4)に女性41人が答えた。「ある」は38人、93%だった。
「ぶっちゃけ今撮りエロ画像見せたことある?」(Q13)には女性70人が答えた。「ある」は55人、79%。10代・20代・30代のいずれの年代でも「ある」が多数派だ。
さらに「パートナーとの最中にスマホで撮られた・撮ったことは?」(Q638)を女性33人に聞くと、「最中にある」52%、「最中前後にある」42%——「ない」は2人、6%だった。撮影経験のない女性は、このサイトでは例外的な少数派になる。
「オナニー見られたことがある?」(Q88)では、女性の78%(23人中18人)が「ある」と答えた。同じ質問への男性の「ある」は46%(26人中12人)——女性の方が見られた経験率が高い。
意識(興奮する97%・願望がある96%)と行動(撮った93%・見せた79%・撮られた94%・見られた78%)が、同じ方向を向いている。偶然の一致とは考えにくい。
「見られると興奮する」97%。「自分を想像してオナニーして欲しい願望がある」96%。「自分のオナニーを見られたい」77%。「性的写真を撮ったことがある」93%。「オナニーを見られたことがある」78%。
5つの質問は別々のユーザーが別々のタイミングで投稿したものだ。回答者も完全には重なっていない。それでも、指し示す方向は一致している——「見られること」への欲求と行動が、このサイトの女性回答者では多数派として現れている。
繰り返すが、このサイトの母集団は偏っている。画像チャットを利用する女性という、性的な関心が一般より高い層が集まっている。この数字を「女性全体の傾向」と読むのは正確ではない。しかし逆の言い方もできる——画像チャットの場にいる女性の傾向として、このデータは相当な一貫性を持って「見られたい」という方向を指している。
ただし、だからといって「見せてほしい」と繰り返せば見せてもらえるわけではない。見せる意欲と、見せる文脈は別の話だ。これは絶対に忘れてはいけない。
また、「見せたい」関連の質問に3問以上回答した女性80人に絞ると、「変態だと思う」が100%、「特殊な性的嗜好がある」が100%、「S/MでいえばM」も100%だった。「見られたい」という傾向は、より広い性的な自己認識と一体で存在している——少なくともこのサイトでは。
「見られたい女性」は、特殊な少数派ではなかった。少なくとも、このサイトに集まった人たちのデータは、そう言っている。
本記事はホンネ調査の実回答データを集計・分析したものです。グラフの数値は記事執筆時点のものです。回答はすべて匿名・自己申告によるものであり、サンプル数が少ない設問については傾向の参考としてご覧ください。最新の回答状況は各グラフのリンクからご確認いただけます。